あっきぃ日誌

鉄道ブログのような技術系ブログのようななにか

「高校卒業しても…」地方の就職に厳しい現実

 「卒業しても就職が決まらず気が重かった」「何とか正社員に」。北海道・釧路市の若者はそう訴えた。今春の高校新卒者の就職内定率は全国平均が88・1%(1月末)で、昨年同期を2・8ポイント上回り、ここ10年では2番目の水準となった。
 しかし、恩恵に浴しているのは主に大都市圏の新卒者。地方に目を向けると、卒業後の今も就職活動を続けていたり、大半が県外で就職したりと、依然厳しい現実が続いている。(野村昌玄)
 釧路市内のある公立高校。卒業した就職希望者145人のうち、49人は卒業式を終えた3月末でも就職が決まっていなかった。
 「親に顔を合わせるのが気まずくて、自分の部屋に引きこもっていた」。4月半ばにようやく就職が内定し、働き始めた女性(18)はそう振り返る。
 昨夏から公共職業安定所に通い始めた。試験を受けた3社には、1〜3人の枠に5〜6倍の希望者がいた。就職が決まらないまま迎えた卒業式。「今後も職安通いか」と気が重かった。
 アルバイトを探し始めた4月中旬、高校の先生の紹介で葬儀社の面接を受け、採用された。「10社受けても就職できない友達もいる。半分あきらめていた」とほっとした表情を見せた。
 4月後半の釧路公共職業安定所。〈地元高校生に働く夢を!!〉と、事業者に訴える張り紙があった。「張ったのは昨夏だけど、まだはがせない」と担当者。「戦後最長の好景気と言われても、実感できません」
 高校を今春卒業した男性(19)が相談に訪れた。在学中は就職活動に不熱心だったが、卒業後、不安になって2社の面接を受けたものの不採用。今はカラオケボックスでアルバイトをする。「フリーターはいつ首を切られるか不安。何とか正社員になりたい」と話した。
 同職業安定所には、1日10人前後の高校新卒者が訪れる。最近は、親が付き添ってくるケースも多い。室谷英光次長は「地元企業の求人が伸びていない」と分析する。管内の8市町村で、3月末の高校生の内定率は78・2%だ。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070504i502.htm

読売新聞ホームページのの記事から一部抜粋。そうそう、今年は根室よりも釧路の方がひどかったんですよね。ううむ。
そういえば、今年母校の西高から同外に就職したのはおいらだけだったらしく、校長室近くの廊下の掲示板でひときわ目立っているそうです(両親がそう思っているだけかもしれませんが)。しかも「びぎねっと」という社名に驚く人が多いんだそうです。って、なんでだよ……。