あっきぃ日誌

ラズピッピブログのようなオタクブログのようななにか

OSC2026 Nagoyaレポート

先週末はOSC2026 Nagoyaでした。昨年は体調を崩してギランバレーがどうだとかでぶっ倒れて参加できなかったので、2年ぶりの参加となりました。

というわけで今回のブース。展示物をガラリと変えてシンプルにしつつ(当社比)、新規のものもいくつか入れたかんじになりました。今回はブース的にソロ参加だったのと、自分の同人としての物販もしたかったのとで、いくつか理由はあります。しかし、一番の理由はやはりというか、「ラズパイが超高くなってしまった」しか話題がなくなってしまったので、この時期が限りなく悪い時代をどう乗り切るかみたいなところに重きを置いてみました。

Pi 500+とか置いてもどうせ買えるるような値段ではないので、ふつうのPi 500を投入。これすら今日では3.5万もするのですが。

今回はこれをconfig.txtで1GBにメモリを制限した状態で、MicroSDカードブートでデスクトップを起動して、デモ環境としました。そのうえで、来てくれたひとには、唯一値段の変わらない1GB RAMモデルの紹介をして、実際に快適に使用できるところを見てもらい、その理由を解説するということを1日中やっていました。本当にほぼそればかりやっていたので、一人あたりの説明が15分とかになりがちな熱血スタイルになってしまい、無事に喉が死亡しました。これブースじゃなくてセミナーでやれば?と言われれば、そうかな、そうかも……。

円形ディスプレイのカメラのデモは引き続き展示。これだけが古参展示物といった感じですが、RPi OSがLinux 6.18に移行して、私がコミットしたドライバーが動き始めたので、そのドヤリングも兼ねて置いています。だってこれのためにせっかく頑張って直したからね。

これも東京に引き続きEjecTea。カメラデモとセットでつかみとしてバッチリでした。

そして新作の群れ。

シャポコさんが作っていたLcdTapが面白そうだったので、展示に加えさせてもらいました。というわけでUGの展示には珍しく、私のでない作品でした。これはST7789とかの電子工作でよくあるディスプレイ出力を別のPicoで横取りしてPicoDVIでDVI出力するというもの。今回はMisskeyリアクションモニターの出力を取って、USB-HDMIキャプチャでiPad miniに表示する構成にしました。iPad miniにしたのは、単純にいい感じのモバイルモニターがなかっただけなのですが、まあ。ただ、2インチあるかどうかのちっさいLCDを大きな画面にミラーリングできるので、こういう展示には有効そうです。PicoDVI自体まだあまり知られていない節もあるので、今後も同じ感じでやってみようと思っています。

もう一つはZero2W+Inky pHATのシンプルなやつ。表示するネタは散々迷った挙句、OSCのサイトにタイムテーブルのJSONを生やして、公演中のセッションのタイムテーブルを表示するやつを作りました。JSONは本当にこれだけのために作ったのですが、別に好きに使ってもらって構わないので、そのうちどこかに使い方をまとめようかと思っています。

PCD8544は、こないだ作った「ちょい足し!GPIO」を使ったPico2の電池駆動。問題なく1日もちましたが、やはりというか接触は完璧でないため、触ると一瞬電源が切れるみたいな状態になっていました。今回やって満足したので、次回からは普通に給電します。

うすいほんの頒布はまあそこそこ。やはり展示に混じって物販があるっていうのはわかりにくいのか、むずいっすね〜。それでも基板が1枚売れたりとかしてくれたので、まあヨシ!Cockpitのデモはちゃんとやれたほうが良いのかもですが、さすがにラズピッピの説明で手一杯かも。

他は、名古屋ローカル企画の配信の最後のほうでちょっと出演。こないだMisskey OSPNサーバーと弊社ネットワークに起こった事件のお話とか、最近の話をしてきました。

懇親会。ここもあれやこれや喋ってきた気がしますが、わすれてもうた!

観光編はまた別の記事でー。

次は仙台

次のOSCは来週末の仙台です。展示物は多分変わらず(というかそもそもRPi UGとしては申し込んでいないけど)、同人の頒布物の量の調整と、ペーパーがなくなったのでアップデートをしつつ印刷するのがタスクですね。お近くの方はぜひ遊びに来てくださいね。

event.ospn.jp

ちょい足し!GPIOのつづき

これの続き

akkiesoft.hatenablog.jp

きた

先週届いたんですが、失敗しました。まあ、採寸の精度とかの問題もあるし、しょうがない。

長丸のスルーホールがギリギリすぎて、すぐもげてしまいました。もげなくても、すごいへにょへにょです。逆に言うと、こんな設計でも作れちゃうんだという感心。

寸法もややゆるく、接触はいまいちでした。指で押さえれば動くという感じ。ところで、uHAT Porter PicoのVBUSもしくは3V3に接続すると、一応通電はしますが、本来的にはVSYS(接続できる場所なし)に接続したほうが良いので、こう言う基板を起こしているよりは、VSYSピンを追加したuHAT Porter Picoを作ったほうがいい説はあります。

電子ペーパーも動作はできたので、まあヨシ。


Rev.2

というわけで寸法を調整してRev.2です。0.1mmとか0.2mmの調整なので、外観はほぼかわりません。

そして着弾。1週間で届いた……アツい。今度は長丸スルーホールの下に余白が確保されましたね。善きくを確保しつつ、丸いスルーホールとの間隔も0.1mm詰めていますが、人間の目ではわからない。

ピンを通しても問題なくなりました。ボードによってはやはりまだ接触が緩いものもありますが、参考にしたPimoroniのやつもまれに緩かったので、そう言うものかもしれません。

PCD8544とuHAT Porter Picoと電池の組み合わせ。バッチリです。これで1日くらい連続駆動することも確認できたので、週末のOSC名古屋ではバッテリー駆動デモをやってみようと思います。


まとめ

ラズピッピにHATを載せたあとで電源を引き出したくなったり、I2Cセンサーとかをもう一品したくなった時に使えるプチ増設ボードの開発でした。あるいは私の場合には自作のuHAT Porter Picoに電源を供給する用途にも使用できました(※普通のRPiはできません)。

まあちょっと、次はuHAT Porter PicoのRev.4かな……?という気がしていますが、ピンを出す場所が難しそう。ふーむ。

第十三回 技術書同人誌博覧会レポート

先週末は初技書博でした。PiOめちゃくちゃ久しぶりだったけど、会場がめちゃんこきれいになってましたね。

というわけで今回のサークルスペース。机1/2のつもりでしたら、机1つ分で驚(ワオ)だな……。というわけで、あの布1枚では足りませんでした。。

頒布物。新刊はなしで、既刊のみの頒布でした。

ポスターも持ち込んで掲示。

レジ端末とレシートプリンターもいつも通りの同人即売スタイルで設営しました。今回はこれにCockpitも入れて、仮想化環境のデモにも使用しました。実際3回くらいはデモをやった感じです。

という感じで、技書博の雰囲気が想像つかなかったので、普通にコミケ出展スタイルで挑んだのですが、ノリはほぼOSCという感じで、終始まったりでした。普段OSCの展示ブースだとしゃべりっぱなしなので、手持ち無沙汰になって雑談もOKにしましたが、一般参加もそこまで多くはなく、ボケーッとしていたら一日が終わっていたなという感じでした。もう少し展示をやってもいいかも?と思いましたが、電源なし、バッテリーのみでやれる範囲だとそこまで大風呂敷も広げられないし、展開と片付けも大変になるので、悩ましいところ。

あと、なんとなくGW疲れみたいなのが出ていて、声掛けする気力も、来てくれた人に説明する気力も出ず、この辺も反省です。

最終的に頒布数自体は振るわず、OSCで頒布したときぐらいと同じくらいの結果になりました。戦利品もあって、帰りの荷物は逆に増えたくらいかも。

最新刊のCockpit本が思ったよりも出なかったのがおつらみ。配置ジャンルとやや内容違いなので、影響したのかは……わからんところ。Ejectの本が地味に出たのはありがたかったです。持っていくか迷ってやめたけど、ドライブもデモ用に持っていけばよかったね。

サークル向けに有志提供のお弁当配布があったのは、ややユニークな文化?だったかもです。そう言えは前のOSC名古屋との合同開催でもお弁当があったような。

戦利品はこんな感じ。自宅鯖体験気は、OSC2026 Osakaで技書博ブースに出会って自宅ラックサーバーを導入してインフラを作っていくという大作でした。激アツい……。


秋も出てみましょ

第14回技書博が9月13日に開催決定していたので、先程申し込みました。次はいい感じにやっていくぞ。

第十三回 技術書同人誌博覧会にサークル出展します

直前の告知でアレですが、久々にコミケでもOSCでもないところでサークル出展します。というか、サークル配置確定もページができたのもつい最近なんですよね。不備でもあったかと思ってドキドキしちゃった……。

来週末、5月10日(日)は、蒲田のPiOで「第十三回 技術書同人誌博覧会」に出展します。スペース番号は「さ-05 こくだランド」です。よろしくね。

gishohaku.dev

というわけで、近年OSCにも出展くださっている技書博さんのところにようやく参加します。なんか今まで絶妙にタイミングを逃し続けていたので、やっとですね。

お品書きは今のところ冬コミとほぼ同じです。既刊が1種類減った程度。いや、冬コミはEject本を持ち込み忘れたので、今度こそ持っていきます。無事に不良在庫化してるのでなんとかしたい……。

Cockpit本は、メロブの委託分がアキバの書泉に全部送られたおかげで残り僅かになっています。手持ちももう30部しかないので、久々の完売が見えています。やっぱテーマを絞るのは大事ですね。これはほぼ全部を持ち込み予定です。

基板は少しだけ増産して10枚ちょいで行きます。ミク入りは少ないのでお早めに。ミク入は多分今後自分用にしか作らないカモ。

気が向いたらペーパーかコピー紙でも作ろうかと思っていますが、今のところ気が向いていないので、よくてペーパーだと思います(コラーッ!)。

スペースでのデモをどうやろうかなあというのが今のところの課題ですね。レジ端末と兼用するか、iPadを持っていくか…?

というわけで、お近くの方はぜひぜひ。

ちょい足し!GPIO

uHAT Porter PicoにHATを載せた状態で、ついでに電池駆動なんかができるとうれしいなと唐突に思ったんですが、残念ながら3V3ピンを別途取り出す場所は用意しておらず、Nano HAT Hackerとかを使う必要があります。

しかし、こう言うのを使うと結構縦方向にかさばるんですよね。延長ピンソケットはなぜかソケットが高く、ピンヘッダー部分は樹脂の保護がなくて長く、しかもなぜかピンが細かったりするので、わりと扱いにくいんですよね。

というわけで、なんかいい感じソリューションが欲しくて基板を作ってみる話です。

Nano HAT Hackerの表面実装版

まずはシンプルにNano HAT Hackerを表面実装化したものを作ってみました。ピンヘッダーは、ソケット上のやつも含めて全部普通のピンヘッダーになるので、延長ピンソケットのような不便はなくなります。

ソケットは、高さを抑えたモノを使用すれば、数ミリだけ高さを抑えられます(ここをどれだけ低くしても、結局は相手のピンヘッダーのほうが高いため)。

難点は実装でしょうか……。部品を買い集めるのも手間ですし、実装自体もなかなか手間です。かと言って実装も含めてJLCPCBに出したら、お安くはなさそう。というわけでこれはわりと断念気味です。欲しい気はするんですが。

ちなみにPimoroniでは表面実装で作られたHAT Hacker HATが売られていましたが、なぜかRetiredになっています。便利なのに……。ついでに言うとFlat Hacker HATもRetired。これら2つを組み合わせてデスクの頭上で常設しているマンとしては悲しいところ。

ちょい足し!GPIO

そういえばPimoroniがLED SHIM(これもRetiredかよ)とかで、なんかわからんけどはんだ付けレスでGPIOに差し込んで使えるボードをいくつか作っていたなということを思い出して、あれをパク、オマージュしたやつを作ってみました。こんな感じ。

今回に限って言えば3V3だけ取れれば十分ですが、特化しすぎるのもなんなので、5VとI2CとBCM4(uHAT Porter PicoではGP3)も引き出してみました。3V3からI2CとGNDの流れはRPi準拠なので、例えばBreakoutGardenシリーズのボードを差し込んではんだ付けレスで使えます(スルーホールが少しジグザグ配置なので、これもはんだ付けレスで接続できる)。以下は参考図。

というわけで、これをちょい足しGPIOと名付けました。フォントは、ひっくさんのでんきチップです。

問題は、楕円になっている部分の寸法が不明なので、ヤマカンで作る必要があったところ。0.2mmくらい近寄せているらしいことはわかったのでそうしてみましたが、もしかしたら違うのかもしれない?楕円のサイズもなんとなくなので、これで作ってうまくいくかは不明。もう一回くらい施策しないとだめかも?

さておき、こいつならばソケットの実装無しで済んで、拡張部分にピンヘッダーをつけるだけで済むので難易度はぐっと下がります。仮に2x20ピン全部バージョンを作ってもたかが知れています。割りとアリなのでは?

発注

というわけで、ちょい足しGPIOをJLCPCBにシュー!!!

がしかし、5/1-5/3はホリデーで休業らしく、製造がレビュー完了のところで止まりました。そんなあ。というわけで、GW終盤には来ると思っていましたが、GW開けになりそうな予感です。ぐぬぬ。

完成して試してからまとめてブログしようと思っていたけれど、そんなかんじなので、一旦アイデアの話までで。