あっきぃ日誌

ラズピッピブログのようなオタクブログのようななにか

Speaker pHATの修理(2回目)

PimoroniのSpeaker pHATが壊れてしまったので修理しました。前回と同じくスピーカーの故障だったため、RSコンポーネンツで同型のスピーカーを購入して付け替えました。というか、前回なぜかブログをかいていなかったっぽいので、ブログでは初登場です。

部品はこちら。前回の注文のメールを頼りに検索したら、品番が変わらずに今も販売されていたので助かりました。ちなみに前回は4年前。購入は7年前なので、3〜4年に1回のペースということになります。

jp.rs-online.com

今日届いて早速交換。

ネジ止めを外し、はんだ付けされたワイヤーを外して、スピーカーを交換。ワイヤーをはんだ付けして完了です。なので、所要時間的には数分です。

動作確認。普段の運用で使用しているPiZeroでは再生エラーが出ていたので、基板の故障も疑っていましたが、こちらはボードの差し込み接触不良からくるもののようで、ぐっと押し込んだら再生できるようになりました。延長ピンで伸ばしている所にボードを差しているので、ピンが細い疑惑があります。うーん、それはそれで嬉しくはない。なにか考えるか。

social.mikutter.hachune.net

一応、この動画の環境で交換前にも確認をして、音がならないことを確認したので、故障で間違いないとは思いますが、念のためしばらく保管することにしました。

スピーカーってこんな頻度で壊れるものなんですかね?というのが疑問としてあります。Speaker pHATはすでに販売終了したアイテムですが、おそらくLED制御側の都合のような気がしている(推測)ので、スピーカー側ではないとは思うんですよね。スピーカーの部品調達の方なのかな。まあ、基板側が壊れなくて、同じスペックのものがあれば、電球がごとく交換するだけです。

自宅では相変わらず時報モノとして運用しているので、故障してから直すまでの2〜3日だけでも、始業チャイムが鳴らないとうっかりタイムカードを押し忘れますし、昼も気づけば12:15とかになっています。夜も、夜ふかしアラームとしてミクのボイスで"はよねろ"とせっついてくれていたのが、なくなるだけで夜ふかしがはかどりました。まずい。いまは最後の呆れアラームをスルーしてブログを書いているので、ここはなくても変わらねえじゃねえかという気持ちは少しあります。

ラズパイで、USBとかなしでコンパクトにやれるスピーカーのモジュールって案外貴重なので、まだまだあってほしい部類だとは思っています。Speaker pHATが壊れたら自分で基板を作ることになりそうです(笑)。

三連休の日記

人生がないので、好き放題をした

連接バス日体大までいくやつ

やっと日体大まで行ってきました。

所要時間自体はそんなでもなかったです。まあそうですよね、チャリでもそんな遠さではないですからね。

日体大を堺に系統分離されたわけですが、駅からここまでは本数をやや減らしつつ連節バスで対応した一方、ここから緑山方面は……バスちっっさ!!こんなに小さくなってると思ってなくてびっくりしちゃった。

日体大まで乗り通して見たかったのは、もちろんファミマのカーブ。ところで大井町線6000系デザインがかっこよすぎんだよな。

動画は丼に。でも、外から見るとそんなでもなさそうだな。もっと近づいて通常角で撮ればよかったのか……?

social.mikutter.hachune.net

このあとコーナンPROを見に行って、特に買うものなかったなあと思いながら日体大に戻って、バスからカーブを体験。いやすっげー曲がるわ。側面撮ってるのに後ろの車両が見えるわ。

social.mikutter.hachune.net

連接バスの連結部分が立ち止まり禁止で乗れないのって、乗れる人数増やせてるんかなあって、いつも思っていたけれど、普通のバスの1.5倍は乗れるらしい。

ふーむ。駅前を走ってると、いまだに通りで見かけた人たちが話題のネタにしているのを見るので、注目度は高いですね。というかね乗ってても楽しいので、いい。

定員を調べていたらバスコレになっていたことに気づいてポチってもうた。どこに飾る気だ。次は6020系カラーも出るようですが、6000系カラーのほうがすき。

WIZnet Ethernet HATがGL.iNetのルーターでリンクしないので別モジュールでなんとかする

タイトルの通り。ハブを噛ますとリンクするけど、それでは機材が増えてOSCの展示の手間もかかれば物も増えてちょっと嫌です。AliExpressで買ったW5500モジュールはリンクするので、たぶんEthernet HATで何らか不足があるんだろうなということで、AliExpressで買った方に切り替えていきます。

で、ブレッドボードも嫌なので、また雑にPCBを起こしました。いいの!ユニバーサル基板でケーブルを引き回すの面倒だからこれでいいの!つって、雑に発注したら、発注確定した後からガッツリミスってることに気づいて、泣きながら修正して追加発注したよね。

モジュールのスルーホールを左右取り違えたんで、モジュール側を逆向きにしてやればそれでもいいはず。なんならそのほうがフットプリントを抑えられる可能性すらあるので、Rev1はRev1で試してみたいところ。ところで基板裏面にはミク絵を入れたぞ(いつもの)。


Pi 4 or Pi 5のブートモードオーバーライドをためした

ここでも書いた、ブートメニューのやつを試しました。

akkiesoft.hatenablog.jp

電源を入れた直後にスペースキーを押しっぱなしにすると、こんな画面が出て、ブート順を上書きできるというもの。要するにワンタイムブートですね。

ここで指定できる番号は、EEPROMの設定ファイルでの番号と同一なので、ヘッドレスでも慣れていれば適当に押してワンタイムブートできそうです。あるいは、専用のキーボードデバイスをPicoで作ってもいいよなとは思ったり。

散歩

松風台のところでほけーっとしてえなと思ったので、チャリで散歩。せっかくなので恩田もウォッチ。全然気づいてなかったけど、増築と称してなんかガッツリ建て替えっぽいことするんですね。外はデハ8631と5117F。逆L字アンテナも撤去済み。これがなくなると、なんか違和感があるよな……ダミーでもいいから残してくれたりせんのか(??????)

松風台のここ、すきなんですよね。なんもなくて。

帰りはセリアで色々変なものを買って帰宅しました。

なんもないおっさんの、ぼっちな3連休であったー。

温度調整付きはんだごてを買った

こんだけ電子工作やってそうな感じでアレなんですが、今さらながら温度調整付きはんだごてを買いました。gootのPX-280。アマゾンのリンクを張りつつヨドバシで買いました(いつもの)。でもみんな買うときはAmazonで買うらしいじゃん?

うっひょ〜!ゴン太い体温計っぽそう。390度の写真をSNSに上げるか(あかん)

早速パッケージから取り出したら、パッケージの厚紙にシリアル番号シールが張り付いており、案の定うまく剥がれず、シールに厚紙の紙繊維が残って、剥がれかけの状態に。アルコールで軽く拭く取ったら紙繊維が取れて、なんとか粘着力を確保できたので、一応本体にも張り付いてくれたようですが、これはちょっとテンションが下がってしまうやつ。

気を取り直してはんだ付け。先日買ったPimoroni Pico Plus 2Wにピンヘッダーをはんだ付け。一瞬で350度まで加熱はすごいぜ。こて先がBC型とかいう斜めカットタイプでお初なやつでしたが、一応ちゃんと使えていそうです。手持ちのはんだでは若干溶けにくいっぽく、360度に設定して今のところいい感じに溶けています。

買う前に見たレビュー動画いわく、最初の加熱時は80〜100Wくらいガッと食うようですが、その後は数ワットで温度を維持するらしいので、今まで使ってたはんだごて(ですらなく、元々はホットナイフで、こて先を替えたもの)が、使用中に30Wをずっと消費するよりはだいぶエコなんじゃないかと思いました。しらんけど。

他にも表面実装ボタンとかチップ抵抗とかで練習。

こないだOSCでボタンが破損していたのが発覚したTufty2040。

PCD8544のボタン用に大量購入したボタンで補修完了です。

uHAT Porter Picoのプルアップ抵抗がないリビジョン向けの抵抗追加ハック。普通の抵抗じゃなくてもチップ抵抗で3V3, SDA, SCLの並びの所をはんだ付けすりゃええやんということに最近気づいたのですが、練習がてら目についたやつを順次付け替え。見た目がきれいになるので、わざわざ付け替える価値はアリでした。

PCD8544にピンソケットを実装して、ファッキンホット温度計を移植。温度センサーも、昔使っていたやつをピンヘッダーに加工して使用。令和にクソ温度計が帰ってきましたな!って感じ。


まとめ

温度調節はんだごてを買って満足した話でした。会社に行けば、はんだごてステーションが何故かあるので、それを使えばよいかもしれませんが、だいたい家で使いたくなるわけで、やっぱ家にもそれなりのやつはあったほうが良かったですね。早く買えばよかったシリーズって感じでした。

Raspberry Pi(SBC)近況

Pico以外の話題を、寝る前に書きなぐるやつです。

Pi 4とPi 5のEEPROM

自作RSS取得のしかけがうまく動かず、4〜5ヶ月ほど取得に失敗していて、更新情報を逃していました。悲しい。GitHubが出しているコミット単位で取れるRSSで追います。

10月のリリースで、どうやらブートメニューという機能が最近追加されたようで、これまでEEPROMに設定を書き換えるしかブート順番がいじれなかったところ、ブート順のオーバーライドができるようになったみたいです。べんりやん。見逃していた期間の中ではこれが大きなリリースのような気がしました。ブートメニューはPi 4と5両方に対応します。今度ためそう。

2024-10-10: 2712: Add support to override the boot-mode at power on (… · raspberrypi/rpi-eeprom@9d98c4a · GitHub

ブートメニューとおなじリリースでは、Pi 5のBCM2712C1が搭載されているリビジョンで、クロックマネージャーの改善によって50mWの消費電力削減に成功したようです。微量でも発熱が減るのは良いことですネ。

それ以前のPi 5向けリリースでは、SDRAMのタイミング調整が数回入っていたようでした。メモリのパフォーマンスが改善されているとよいですが。

直近リリースでは、Pi 4と5共通でPCIe BARの修正も入ったようですが、どの程度良いことがあるのかは不明。

Raspberry Pi OS(2024-10-22)

数日前にRaspberry Pi OSがリリースされました。

www.raspberrypi.com

以前から導入に向けて実装が進められていたlabwcが本格的に採用されて、Wayfireからの移行を促す何かも実装したようです。さらに、今まではPi 3B+以前のモデルとZero 2WはX Window Systemにフォールバックするようにしていたのが撤廃されて、全モデルがlabwcで動作するようになりました。これによって、Raspberry Pi OSではWaylandに完全移行した形になります。

その他、スクリーンキーボードやタッチディスプレイのサポート改善、Raspberry Pi Connectツールの改善、画面構成ユーティリティの置き換え等々、変化が盛り沢山でした。既存環境でのバージョンアップ方法に着いては上記ブログの案内に従うと良いでしょう。

ただし、コメント欄でバグ報告がどしどし寄せられているようなので、アップデートは少し待つというのも手かもです。

メダカメラとPicamera2

メダカメラ環境をBookwormに移行してから、数日ごとにカーネルエラーを吐いて配信機能が止まってしまうようになりました。いくつか症例を探したり待ったりした結果、ついにほぼ同じ報告にあったので、相乗りしているところです。

github.com

AI Cameraが出て落ち着いたと思われるエンジニアがやっと着手してくれて、問題の再現もでき、修正したテスト版が出てきたので、1週間ほど試しているところです。今のところ内の環境では問題なく動いてくれていますが、他の人は前よりも長持ちするけどクラッシュしたやつもいるとのこと。兆しは見えましたが、完結はまだかかりそうです。

OSC2024 Tokyo/Fallレポート

昨日はOSC2024 Tokyo/Fallでした。

行きはハンドキャリーしましたが、帰りは疲れ果てて会社に送ってもらいました……。


今回のブース

今回もユーザー会+個人のブースで展開して、自分側は机の3/4くらいが同人誌頒布、1/4がEjectとユーザー会のはみ出しのスタイルにしました。

同人誌頒布は数部ずつといった具合。頒布数に対して用意するものの量が多いので、次OSCでやる時はレシートプリンターあたりは略かなあ。

Ejectは、何も仕掛けがなくて本来の趣旨的なやつの説明ができないのがよくねえなとは思いつつ、部材をいれるスペースがないのが悩ましいところです。ペーパーは長岡のあまりですが、今回も配りきれなかったので今回で一旦捨てかな。配るだけの人はいたけど、喋りが多くて配る暇もなくって感じでした。

あと、EjectがWi-Fiに繋がらなくておかしいなと思っていたら、SSID名に含まれていたWiFiの文字列がWifiになっていたことが判明。設営後もこれに時間を取られたので、だいぶ悲しみ。長岡でも繋がらなくて変だと持っていたけれど、そんなしょうもないところでミスってるとは思わず。家のMac環境のAnsibleインベントリでtypoしていました。ばかたれ。

右側は令和6年最新版PCD8544の群れと、田園都市線サイネージ2種類。DVI出力とネットワークの組み合わせでこんなんできたら楽しいよねっていうのが見せられたので、これは良かったです。ただ、こいつは使っているデータの性質上オープンソースにしていないので、なんか代わりの題材を見つけたいなという気持ちがあります。

このサイネージのネットワークまわりとPCD8544のセンサー(自宅Zabbix経由)読み出しにはVPN接続が必要で、GL.iNetのルーターVPN設定を入れたものの、VPN接続とインターネット接続の両立がうまくいかなくて設定に時間を要したので、これも設営後に無駄に時間を取られました。先のSSIDの設定もそうだけど、家で潰せていれば時間を無駄にせずに済んだはずなので、反省。

RPi UG側はこんなかんじ。今回も西永さんに来ていただけたので、かなり楽をさせてもらえました。が、それでも二人とも説明に張り付きになってしまい、身動きが取れなかったのでつらいところでした。今回も全部のブースを回れず、一部だけちらっと見た程度でした。もう少しヒマになれないものか。いや贅沢な悩みだなあ。

いちおう目玉はAIカメラ。あとはPico Jumboがやはり目立つ分質問も多かった気がします。ほかは以前から展示しているものがパラパラという感じですが、写真を見返してみると、なんでこれで設営に時間がかかるんだろうなあという気持ちになってきますね……。紙の説明を置いても会話量は減らないから出さなくてもいい説とか、何回も出しているやつはもう下げてもいいんじゃないかとかは思ったりしましたが、どうなんでしょうか。


他のブース

今回、赤間さんが直前に発熱で欠席となってしまい、プラレールがキャンセルになっていたのですが、鈴木さんが持ち込んだ別のミニバージョンが代わりに?展示されていました。

個人的にはこっちのビッグサイトのノコギリがツボりました。

川合さんの鉄道模型を使った自動運転の展示。前回のあと、Nゲージで作る!と宣言されていたのですが、本当に出来上がっていました……!レールに1箇所だけ埋められているフォトレジスタの上を車両が通過する秒数でキャリブレーションをして、駅で止めるまでの秒数を決めるという仕組み。気合が入っている!

電動ポイントは7.5Vで50msくらい通電で良いらしく、思ったよりシンプルそうだったので、自宅でやろうと思って放置になっているレイアウトでもうまいことやれそうな気がしました。自動運転まではたぶんやらないです。

打ち上げ

打ち上げは今回もておくれチームで集まって、メインの集まりとは別でやってきました。今回はぺんぎんさんのチョイスでアキバのイタリアン。アキバにイタリアンなんてあった!?と思ってたら、マルツの隣のホテルのとこでした。ああね……こんなおしゃれな店だったの知らんかった。ぺんぎんさんがマップを見ながら「表通りのマツキヨを曲がって〜」っていうから、マツキヨなんかないだろ〜と思ってたら、カクタソフマップ跡のビルに入居していて、お前アキバじゃなくていいだろともなり、電気街としてのアキバもだいぶ本格的に消えようとしていますね。帰りは帰りで客引きの服装がまじかよって感じで、この街はどうなってしまうんやという感じでした。っていいつつ、マルツで買い物はしてきたんですけれども。


感想

もっと他のブースをゆっくり見て回りたかったし、ご挨拶もして回りたい(切実)。無人でもやれるブースを開発したいですね。展示物品数を減らせば良いのか、紹介を動画化でもすれば良いのかはアイデアを求むという感じです。ンヒー。