あっきぃ日誌

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謎の無人販売餃子、雪松の餃子を買ってみた

前から気になっていた謎の無人販売餃子、雪松の餃子で冷凍餃子を買ってみたはなし。

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クロネコに荷物を出して藤が丘駅前に出る途中に通りがかったので買ってみました。予定して買いに行ったわけでないので、財布に1000円しかはいっておらず、先に下ろしに行きました。が、雪松の餃子自体は1000円で買えます。

店内はこんな感じ。無人。床と壁はコンパネ。冷凍庫と冷蔵庫と支払い箱で終わりです。シンプルすぎて怖い。

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冷凍庫。地味に在庫が少ないので売れているのか🤔?

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メニューは36個入り1000円と、タレ1つ100円のみ。タレは家にあるので冷凍庫から1つ取り出したら1000円札をこの箱に入れます。箱も防犯機能付きな以外ただの箱らしく、お札を入れてもウイーンともなんともいわないので、ほんとうにこれで購入は終わり。シンプルすぎる。

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帰宅。パッケージは18個入り2段を紙で包んだ感じです。一人暮らしの冷凍庫にはやや厳し目なのでこれなら18個500円もほしい気はしました。

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早速食べたくなってきたので、晩御飯まで待たずにお昼ごはんにしました。

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うまい。にんにくがいい感じにきいていて程よくパンチがありました。8個焼いたけど、普通に12個まで焼いてよかったかもしれない。ということは36個もわりとすぐ完食かも?

PimoroniのTiny2040がきた!

Pimoroniで多分今年初のお買い物をしたのが届きました。

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今回の目玉はTiny2040。Tiny2040はRaspberry Pi PicoのRP2040チップを搭載したボードで、ピン数を減らして小型化している点、USB Type-Cを搭載している点、フルカラーLEDを1つ搭載している点が特徴です。ちいさーい!

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ついでに買い増ししたPicoと比べると半分以下の大きさです。

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小さい分デジタル入出力は8つしかありませんが、5V出力ピンも用意されていたりリセットボタンが実装済だったりと、細かな配慮がなされているので、Picoより扱いやすいことも多々ありそうです。そしてイマドキなUSB Type-Cを搭載しているので、MicroUSBはちょっと…と思っていた人にはチャンスです。

Using Raspberry Pi Pico as Hid Device to control Mouse and Keyboard – Hriday’s Blog

Tiny2040は現地の税込8.40ポンド。最近は1英ポンド150円前後っぽいので税を抜いたりなんだりで日本円にすると1000円くらいでしょうかね(ザル計算)。なお、現在は品切れ中の模様です。

Tiny 2040 – Pimoroni

次はPico用のアクセサリでCaptain Resetti。Picoのリセットピンに追加ではんだ付けしてリセットボタンを実装するだけのやつです。価格は1.5英ポンドですが、1英ポンドはRaspberry Pi財団に寄付されるとのことです。

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Captain Resetti (Pico Reset Button) – Pimoroni

早速取り付けてみました。かわいい。1ピン分間が空いていますが、ミニボタンのブレイクアウトボードとしても使えそうですね。

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最後は合わせ買いでFlat HAT Hackerのリピート購入です。これの紹介は前回の記事を参照です。今回のをすぐに使う用事はいまのところなしです。

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akkiesoft.hatenablog.jp

ほんとうはPico用のBreakout Gardenボードも待っていたのですが、Tiny2040が先に出て、すぐに売り切れると予想したので先に上記をポチポチした次第です。Breakout Gardenボードが出たら次の注文ですな。

先週末のアキバ

先週末は久々にアキバ散歩に出ました。緊急ナンチャラ中ですが今年初だし仕事でだいぶ消耗してしまっていたので許して欲しい……

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買い物はこんな感じ。特に買うものを決めて出かけたわけではないけど、欲しいものはあったので思い出しつつ買い物完了。寝そべりミクが増えました。これ、前の寝そべりミクよりも一回り小さいんですね。

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買い物のあとはオフィスに寄ってサーバールームいじりを少々して帰宅しました。

起動しないらしいジャンクのラズピッピを買ってあそんでみた

ヤフオクでなにげなしにRaspberry Piで検索するとたまにジャンク扱いの本体が出ていて、そいつらを眺めるのにハマっています。ちなみにちゃんと動く中古の相場は地味に高くくて、古いモデルでも当時の新品価格にわりと近い価格だったりするようです。初代でも2000円とかで面白い。

その中でちょっとおもしろそうだったのが、電源とACTランプは付くけど起動しないというPi4のジャンク品。数回出品されていたようですが、そのうちのラスト一回を落札してみたので修理に挑戦しました。ちなみにクーポンやらTポイントやらを落札価格にぶつけた結果1,300円でした。4GB RAMモデルだそうなので動けば超ラッキーです。

(全然関係ないですが、こう言う写真を撮るときの見栄えのためだけにゴムマットを買いました。やっぱ映えますわ。)

まずはそのまま起動テスト。画面に何も出ないしACTランプも点滅しません。たしかに起動しない。

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私が予想したのはEEPROMがおかしくなって起動しなくなっているパターン。そういう事象に遭遇したことはないですが、Raspberry Pi ImagerにはEEPROM Recoveryが用意されていて、何かあったときはこいつで修復することができます。

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結果はNGでした。SDカードを読むことをしていなさげ。SoCも熱を出さないあたりなにかおかしそうです。

ボードの表裏を観察したところ、ボードの裏側に物理的な損傷を発見。TP13から伸びている配線が削れて途切れているっぽく見えます。出品時の写真でもなんとなく傷あるっぽく見えるなあと思っていたので、これが原因っぽそうです。

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というわけで修理開始。パターンTP13側はランドがあるので流用できますが、反対側はそういうのがなさげなので、パターンの表面をカッターで優しく削って銅線を出してやります。こういうのはエアコンの汎用リモコンを魔改造したときにやったので!

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雑に配線完了。エナメル線でやればもうちょっとスッキリ作れるんでしょうが、アレの使い方を知ったのがわりと最近で、まだ持っていないので手持ちの一番細いワイヤーでやりました。それでもPi4のパターンと比べると太い。

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これで起動テスト。……動いたァァ!!

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ケーブルはポロッと取れるとパターンをまた損傷させてしまうので、ひとまずPibowケースで保護します。ひとまずというか、多分もうこのままですね。メモリとVL805についていたヒートシンクはケースと鑑賞するので外して部品箱に放り込みます。メモリにヒートシンクは…いるか?

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で、起動したあとはしばらく放置……と思って放置したあと触ったらUSBポートがアツアツになっていてびっくり。EEPROMを見ると懐かしげなバージョンだったのでサクッとバージョンを上げます。

$ sudo rpi-eeprom-update -a
BCM2711 detected
Dedicated VL805 EEPROM detected
*** INSTALLING EEPROM UPDATES ***
BOOTLOADER: update available
CURRENT: 2019年  9月 10日 火曜日 10:41:50 UTC (1568112110)
 LATEST: 2020年 12月 11日 金曜日 11:15:17 UTC (1607685317)
 FW DIR: /lib/firmware/raspberrypi/bootloader/stable
VL805: update available
CURRENT: 000137ad
 LATEST: 000138a1
BOOTFS /boot
EEPROM updates pending. Please reboot to apply the update.

ブログではことあるごとに貼っているいつもの記事も念のためまた貼っておきます。

Thermal testing Raspberry Pi 4 - Raspberry Pi

がしかし、発熱が収まる気配がありません。配線を無精してTP13につないだのが行けなかったかしらん?というわけで修正。

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ただ、これでも発熱が収まる気配はなさそうで、こうなると流石にこれ以上は修復不能かなあという感じがします。つなぎ直したパターンの上にも傷があって、ちょうど基板の色の境目になっているので、ここでなんかイヤンな感じになっていそう。

ちなみに、ストレージを刺さずに電源だけ入れた状態のとき、普通のやつは0.5A程度なのに対してジャンクのほうは1.4Aも消費しており、どこかでショートをしているなと言う感じがしています。

まとめ

全く起動しないジャンクラズピッピが、起動するけどどこかでショートしているのか異常発熱する異常ラズピッピに化けました。起動しないジャンクと言うだけあってまあそれなりの理由があるという感じでした。

まあすくなくとも常用の環境には使えなさそうですが、ちょっと使い程度ならギリギリ使えないこともなさそうです。でもまあ……飾っておきますかね🤔🤔??

Raspberry Pi Picoにピンヘッダをカラフルにつけた

昨日PicoでCircuitPythonを入れてHIDデバイスにするやつを遊ぼうとしたらファイルシステムがおかしくなった用に見えて焦ったけど翌朝見たらなんか普通になってて真顔になったあっきぃです。CircuitPython初めてなのでわからんことが微妙に多いっぽいです。

さて、そういえばまだ自分のPicoにピンヘッダーをつけていなかったのでつけることにしたのですが、いつものミクグリーン(aitendoのやつ。ミクっぽくて気に入っている)一色だとつまらないなあと思いかけたところで、PiZeroのときにやったこれを思い出しました。

akkiesoft.hatenablog.jp

Picoも役割ごとにピンの色を分けられなくはないので、これのPico版を作ってみました。

ピン配置は公式ページの画像を参考に作りました。

https://www.raspberrypi.org/documentation/pico/getting-started/www.raspberrypi.org

色は、赤が電源っぽいやつ、青がデフォルトのUART0、黄色がRUNピン、黒がGND、そして残りは普通のGPIOでミクグリーンにしました。ADC周りを普通の緑にするという手もありましたが、今回はパスしました。

ブレッドボードに折り取ったピンヘッダをぶすぶすと刺していきます。ピンヘッダは折り取ったあとに端を紙やすりか何かで削ってからブレッドボードに刺さないと隣のピンヘッダと干渉するのでそこだけ注意です。こうしてみるとGNDの位置が規則的できれいですね。

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並べ終わったらPicoを載せてはんだ付けします。真上から見るとピンが見えないですが、横からは見えるのでまあ良いでしょう。

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というわけで出来上がり。簡単でしょ。

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前回作ったPizeroのカラフルヘッダーのやつと並べた様子。うむ、良いですな。

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作ってから、やっぱADCんとこ緑にすればよかったなーと思い始めてアレですが、ひとまずは満足!