あっきぃ日誌

鉄道ブログのような技術系ブログのようななにか

OSC2020 Tokyo/Springレポ。

先週末はOSC2020 Tokyo/Springがあるはずでした。が、昨今の新型コロナウィルスの影響を受けて中止となりました。

OSC2010-Spring以来9年(早稲田で開催したOSC2011-Springを除く)お世話になった明星大学から、久しぶりに23区内でのOSC開催に変わったため、どのくらい来場が変わるものなのかとかいろいろ気にしたい回でしたが、残念でした。私としてもOSCのWebサイトリニューアルを少しずつ進めて、45分話すつもりで準備を進めてきたので、惜しいなあという気持ちです。

さて、じゃあ何をレポートすんのよという話ですが、金曜日に会社のデスクにミニブースを構えたのでそいつと、セッションで話すつもりだった資料を上げたのでそのへんの話を。

ミニブース

金曜日に、オフィスの自デスクにミニブースを広げて、FbとMastodonに写真を投げてました。午後にはめた先輩が遊びにいらしたので、ブースに遊びに来た人はゼロにはなりませんでした。つよい。

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今回はラズピッピ周りの機材変更を1月の大阪からさらに行い、pHAT StackがPi 3A+になりました。pHAT Stackに載せていたPiZeroがあった場所にはICカード残高チェッカーを載せて統合。PiZeroが2台減りました。設営・撤収コストは多分それほど変わらないはずです。デスクトップマシンのデモがPi4に変わりましたが、これはミニブースでは出さず。

セッション資料

セミナーはOSCのサイトリニューアルについて話す予定でした。1月に大阪でLTしたものを伸ばしたり、昨年11月のKOFでのLTも混ぜ込んでみたり、CraftCMSでのサイトリニューアル作業の進捗の更新をしたものです。

speakerdeck.com

CraftCMSの、ページ/エントリーの入力項目を自分で作れるという点を活用して、OSC申し込みデータをエントリー単位で管理できるようにしたところがOSC新サイトの特徴です。入力された申し込みデータを基に各ページをサーバーサイドで生成して行くので、従来のサイトで行っていた事務局によるHTMLタグ手打ち一覧モノは人力ソート、テーブルタグの行・列を増やし……たまにHTMLを破壊して私がエスパー修復するといった作業の撲滅にもつながって、ハッピーになれる!という話をするつもりでした。

OSCキャンセル前後のCraftCMSの実装追加とか。

OSC自体がキャンセルになる直前に、やはり出展をキャンセルされる団体もいくつか発生したため、キャンセルに対応するためのCraftCMSでの追加実装がいくつか発生しました。もともとキャンセルはないこともないので、遅かれ早かれ実装する必要はあったはずですが。ここも申し込みデータにキャンセルのチェックを生やすことで、申込み自体・展示・セミナーのキャンセルをそれぞれできるようにしました。トップページでの注意喚起(のちに中止の案内)も、ボックスにbootstrap的な警告背景カラーをつける対応を追加しました。

OSC中止が決まったあとは、ちょっと前に試作していた、セミナー情報ページに発表資料を埋め込むためのフィールドを申し込みデータに投入しました。SpeakerDeckかSlideShareならURLを書くだけでページに埋め込めるようになり、PDFアップロードの場合でも埋め込みに対応できました。ひじょうにべんり。

event.ospn.jp

また、発表後の資料(と、最新の資料掲載日)も申し込みデータで管理することで、まとめページ更新の手間もまるっと省いてます。べんり。

event.ospn.jp

OSC東京春はコンテンツ更新はおそらく資料のみになっていくため、CraftCMSでのOSCサイト開発は、次は5月のOSC名古屋に向けて行うことになります。OSC名古屋開催までには事前登録システムとセミナー情報のあたりに切り込んで行けたらと思っています。4月のOSC浜名湖は……XOOPSのままで行くことになりました。ピュアXOOPSなOSCは浜名湖がラストになりそうです。いや、島根(じつは管理権限を実行委員に渡す特殊形態です)は……どうだろうか🤔