あっきぃ日誌

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ヤフオクで10GbEカードを買ってみた

生きてます。

最近の検証のお仕事で10GbEカードを使いまくっていた結果、サーバールームから検証用10GbE NICの在庫がなくなってしまい、まだ欲しかったのでヤフオクをあさってみたらIntel X520-DA2が手頃だったので買ってもらいました。

他にもあるかと思って関連商品を眺めていると、商品説明がガバガバなDual SFP NICが1枚2500円で2枚出ているのを発見しました。SolarFlareとかいう聞き馴染みがないメーカーのもののようでしたが、社内で聞いてみると(聞いた内容全部略して)ちゃんとしているメーカーらしいということがわかりました。ただ10GbEかどうか以前に型番もなく、画像からいくつか番号を抜き出して検索した結果、SFN6122Fあたりかな?くらいまで推測できました。VMwareのHCLを見るとESXi6.7まで行けるっぽい=サポート範囲は広そうということもわかったので、これは私物として自分で買ってみることにしました。

んで今日着弾。

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早速適当なCentOS7のサーバーにぶちこんで見たところ、何もしなくてもポートが見えました。sfcの名前でドライバーが最初から入っているようでした。最高かよ。

続けてVMwareにも投入。ここではじめて型番を確認する必要性に気づいたのですが、見るとSFN5122Fでした。おしい。ただ、これもESXi6.7までサポートでしたので安心です。とくにVMwareにこだわりはないんですけど。

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さて、お仕事の検証では10GbEスイッチが必要なのですが、スイッチをむやみやたらに動かすとサーバールームのエアコンがやや不調なので、稼働機器の台数を減らすために、VMware ESXiサーバーに刺さるだけ10GbEを刺してPCIパススルーしCumulus VXに割り当ててスイッチにしてしまうというネタっぽいことをしていました。ここにあと1枚刺すところがあったのでSolarFlareを追加してみました。説明は略しますが、PCIパススルーはできたものの、Cumulus VXにsfcドライバーがなかったので、dkmsでコンパイルできるようにしつつSolarFlareから入手したドライバーに若干手を入れてからコンパイルしてやったら動きました。2Uサーバーに3枚刺したので6ポート10GbEスイッチの誕生だぜヒャッハー!

……と言う感じで、私物のわりに何故か仕事に投入してしまいましたが、現在進行中の自宅サーバーリプレースに合わせて、自宅でさして遊べる感じに出来たら面白いかなあとか、まあそのまま仕事で使ってもいいかとか、なんとなく考えているところです。正直、安さと詳細不明のミステリー感だけで買ってしまった感はあり、反省していぬ。

あと、ちゃんと動いたのでお名前シール的にカードとブラケットにミクシールを張っておきました。

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