FlashAirをCD-ROMドライブに内蔵するネタ、去年のOSC名古屋で話題になったのにRaspberry Piが先になって放置になっていましたが、いよいよ実装しましたよ。
RPi内蔵ドライブはRPiの固定に苦労したので、やめました。余剰になったRPiをどうするか思案。
使ったものは以下のとおり。
- CD-ROMドライブ(Raspberry Pi内蔵ドライブを流用)
- 秋月のSDカードスロットDIP化モジュール( http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-05818/ )
- TLP785 フォトカプラ
- 1KΩ抵抗
SDカードスロットは何気なしに買いましたが、先人のツイートがまさにこれだったので参考にさせていただきました。
- 綾瀬ヒロ on Twitter: "さっそく「Lチカ」やるしか……ってことで、手元にあった秋月電子で買ったSDカードスロットDIP化モジュールを改造(チップ抵抗を外した)して、試してみた。 http://t.co/dyAT8fDHTg #flashair http://t.co/DnriiHqACm"
- 綾瀬ヒロ on Twitter: "というわけで、FlashAirでLED点灯させてみました。こんなに簡単にできていいのか……ってくらい、簡単にできるな。FlashAirすげー! #flashair http://t.co/lk311QU7h2"
SDカードスロットに対しての改造は、チップ抵抗の取り外しと、電源の5V対応のためのパターンショート、それとCD-ROMドライブに内蔵するのに縦のピンヘッダでは邪魔なので、L型のピンヘッダに換装しました。
SDカードスロットの5VピンとGNDピンをCD-ROMドライブのパターンから持ってきて接続します。
フォトカプラはアノードに抵抗をつけてから、SDカードスロットのCSピンとCD-ROMドライブからもう一本引いてきたGNDピンを接続します。エミッタとコレクタはCD-ROMドライブのEjectボタンに接続します。物理的なところはこれでできあがり。
画面部分はじむさんのList.htmをベースに、Ejectに使うボタンを残してデザインを変えます。
FlashAirのGPIO機能を使った回路の制御ソフトを組んでみた。: じむの(とりあえず)やってみたの巻
変えました(https://gist.github.com/Akkiesoft/08d5c763452d77cbf563)。
タイトルはWebFont(Sketch Blockフォント)を使い、「(☝ ՞ਊ ՞)☝」ボタンは昨日初めてやってみたSVGを活用して表示環境に依存しないようにしてみました。背景はグラデーション。ちょっと凝った感じにできて面白かった〜。
ブラウザで一面にドカッと表示される svg の作り方 (ただし IE は除く) - polamjaggy
動作の様子はこんなかんじ。窓からFlashAirが見えてよいですね。
今月末のOSC2015 Tokyo/Springにて展示予定です。つか、薄い本を売ろうっていうくらいしか考えてなくてヤバいな。