あっきぃ日誌

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Raspberry Piで交通系ICカードの残高を表示する

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来週のOSC2013 HokkaidoでRaspberry Piブースに展示するものとして、交通系ICカードの残高を表示するモノを作ってみました。PaSoRiがこれまで対して活用できてなかったのでなにかやってみたかったのと、長南さんからもらったLCDキットを実用的に使う方法を考えたらこうなりました。

仕組みは、まああまり難しいことはしてません、たぶん。

PaSoRi周りは、libpafe-ruby( http://homepage3.nifty.com/slokar/pasori/libpafe-ruby.html )を使用しています。サンプルスクリプトを参考に残高を表示するプログラムを作成しました。実行したら、Ctrl+Cで停止するまでポーリングを続けます。ベースのスクリプトはGistsに投げました。→ https://gist.github.com/Akkiesoft/6450764

LCDの表示部分は、Raspberry Pi〔実用〕入門 ~手のひらサイズのARM/Linuxコンピュータを満喫! (Software Design plus)で長南さんが書いたLCD制御の章にある表示テストのシェルスクリプトrubyで書きなおしました。で、最終的に先述のPaSoRiのスクリプトと足して出来上がりです(このソースもそのうちアップロードしますね)。

動作の様子はこんな感じです。なんでも読み取るようにユルく設定したので交通系カードならひと通り読み込めるはずです。逆に、Edyとかかざすと「なんか反応するけどとくに何も出ない」状態になります。このへんは手抜きですね。

写真のとおり、LCD周りがブレッドボード状態なので、明日は秋葉原に出かけて、この辺をすっきり収めるための色々を調達予定です。

あ、Raspberry Piのセミナーもやるんですが、朝一にもかかわらずたくさんのお申込みを頂いているようで、ありがたい限りです。資料は順調に出来ておりません(というか、今回作ったこれも資料の一つにしたい)ので、楽しみにしていてください。