会社はMacが標準で、VMware ESXiを管理するためにはリモートデスクトップで適当なWindowsサーバーにつなぐか、Mac上でWindowsの仮想マシンを立ち上げてやる必要があってちょっと面倒だったりします。
Web画面でもいいからMacとかiPod touchでESXiをいじれたらいいのになぁと思っていて、作ってみようかと思ったこともあったのですが、ふと思いついてiPhoneアプリを探してみたら、サードパーティなアプリがありました。
「OPS1」という、タイトルから何ができるか推察しにくいアプリではありますが、vSphere環境やスタンドアロンのESX/ESXiサーバーを管理できるとのこと。しかも無料です。
サラッと使ってみた感じではなかなか良いのですが、たまにVMのステータスを取れなくなったり、データストア名などのパラメータ取得に失敗したりするようなので、まだ開発途上なのかもしれません。推測ですが、ESXiへの接続が切れた後の再接続に失敗している？ように感じたので、だらだら作業せずにササッと使う分には問題ないかなぁと思っています。
ログイン後のホーム画面はこんな感じです。
ホストの情報の一部。サーバー名とかCPUなんかも取得して表示してくれています。
データストア情報
仮想マシンの管理画面。VM情報の確認と、仮想マシンの起動停止（再起動、リセット、サスペンドなども）と、パフォーマンスの確認ができます。
コンソール表示はないようです。いや、コンソールはなくてもいいですが（VMware Toolsが入っていればIPアドレスが表示されるので、別途リモート接続すればいいかなと）。
パフォーマンスモニターの一例。確認できる項目も豊富です（確認はしていませんが、たぶんAPIで取れるものは全部見れるのでは）。
「ちょっと仮想マシンを起動させたい！けどWindowsマシンとvSphere Clientが手元にない！」と言った場合等に重宝しそうです。
本当は会社のブログで紹介しようとしたのですが、先述の通りちょっと不具合があるっぽい箇所もあるので、まずは自分のブログで紹介することにしました。
アプリのダウンロードはこちら
OPS1 - VMware and Amazon AWS Cloud Management - LIDlabs
公式サイト: http://www.ops1.info/
有料の別のアプリ「iVMControl」
有料アプリでもvSphere環境やESX/ESXiサーバーを管理できるらしいアプリを見つけたのですが、なんとお値段1,200円（！）。これは会社からもらったiTSカードを使って購入・レビューしてみたいとおもいます……（笑）。
→iVMControl - Control VMware® vCenter and ESX devices - Project Eureka LLC
VMware社公式アプリ（ただしiPad向け）
VMware社からも公式アプリがリリースされていました。しかし「vSphere Client for iPad」という名の通りiPad専用です。iPod touchユーザーの僕がっかり。ちょっとだけiPadが欲しくなりました（笑）。アプリは無料です。
→VMware vSphere Client for iPad - VMware, Inc.
