あっきぃ日誌

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MIXZA?のMicroSDをAliExpressで買ってみた

イ 良い日 ンマとかイセンスドス デとかアググンとか言う謎のMicroSDAmazonに出没したというのが春くらいから話題です。

japanese.engadget.com

この他に「山の奥」という謎ブランドが出品されていて、めた先輩と座布団くんがネタで買ったらマジで刻印されておりかつ普通に使えると言う体当たり検証をした挙げ句、次のOSC2018 Tokyo/Fallでは山の奥ユーザー会として出展するようです。ウケるw

AliExpressでもそういうやべーやつがでてたりするんかしらと思って探していたら、むしろなんかかわいい絵柄みたいな自由な方向性のMicroSDカードを見つけてしまい、ポチポチしてしまいました。こんな感じ。

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MIXZAというメーカーのカードで、AliExpressに構えたMIXZAのオフィシャルストアから購入しました。いずれも16GBをチョイスして、価格は600〜700円前後でした。なのでアキバでなんか安いやつ買うのとだいたい同じです。

柄はサメと、干支シリーズの酉、戌の3つ。MicroSDになってデザインで選ぶみたいなことができなくなっていた中でこういうのは好感があります。会社で見せたら「機械に突っ込んだら見えないから意味ない」と言われましたが。。

開けかけの写真でアレですが、パッケージを含んだ状態はこう。MicroSDカードとは別におやつみたいな包装をされたUSBカードリーダーと、雑に封筒にツッコまれたSDカード変換も入ってました。雑。

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HERSHEYのチョコみたいな三角形パッケージからちょこんと飛び出した部分を引っ張ると開封できるように……なっていません。ちくしょう!だいなしにしやがった!お前はいつもそうだ。このパッケージはお前の人生そのものだ。お前はいつも失敗ばかりだ。お前はいろんなことに手を付けるが、ひとつだってやり遂げられない。誰もお前を愛さない。

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読み書きのテストにはF3というツールを使用。どれも普通に16GB分読み書きできていました。

F3 by Digirati

スピードはざっくり干支シリーズがR:50MB/s,W:10MB/sくらい、R:80MB/s,W:20MB/sくらいみたいな結果でした。XbenchではサメSDがアホみたいなスピードを出しており、謎です。だめなのかもしれないし、本当に早いのかもしれない。

干支SD(だいたい同じなのでまとめた)

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サメSD。Sequential Uncached Write 4Kのスピードが異常に早い。

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ネタで買ってみた感じなので、ラズピッピとかでゆるゆる使えればいいかなーと思ったけど、壊れさえしなければなかなか良いかもしれませんね。壊れるかどうかは使い込まないとなんとも言えないので、まあ使うしか。

もし欲しくなった人がいたらこっから。ハズレ引いても自己責任な感じでどうぞよろしくです。なんか今見たらAmazonにもMIXZAのはちょっとあるっぽいですね。

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自宅マンションのエレベーターが壊れた夏の話

今の部屋に引っ越すとき、エレベーターがボロいけどまあいいかという妥協をしていました。どんくらいボロかったかと言うとこんなかんじ。

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旧宅はリニューアル済みできれいだったので、余計に妥協感がありました。

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そんなエレベーターが今年の夏ぶっ壊れていたという話。

7月上旬、OSC北海道に出発する日の朝の6時ぐらいにブモモモモ!!!!!という低い大きな音で起こされました。その後も出発までの間何度かそんな音がしていたのですが、どうもエレベーターからそんな音がしていたようでした。

ただ、出発時に乗るわけでもなく動画を撮りながらエレベーターを呼んでみたところ、普通に来ることは確認していました。

www.youtube.com

OSC北海道と帰省を満喫して、帰ってきたら死んでいました。

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ちょっと前にも一度壊れて緊急メンテしていたり、いつも部屋に響いていたモーター音が夜中にフロア間を移動するには短すぎる音を発しているような気がしたり、不穏な感じはあったのですが、ついに直せないレベルで壊れてしまった模様。動かせないという張り紙が張りっぱなしになりました。東芝エレベーター製なんですが、メーカーではこういうページも用意していて、まさにこのパターンと言った感じです。

www.toshiba-elevator.co.jp

そんなわけで7月中はずっとこのままになってしまい、階段での昇降を余儀なくされました。元から階段のほうが利用頻度高めではありましたが、100%となるとまた心理的にちょっと違う感じがするわけです。

修理されないまま部屋の更新を迎えたらさすがに文句の一つも言うべきかと思っていましたが、7月末になりエレベーターリニューアルのお知らせが来ました。ヤッター!!ただし工期は1ヶ月なので、もう1ヶ月階段生活が続きました。というわけで、超暑かった今年の夏はノーエレベーターで過ごしていました。

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そして今日、ついに新エレベーターが供用開始。長かった……。張り紙がめっちゃ素朴でいい。酷暑の中リニューアル工事を頑張った現場のひとたちに圧倒的感謝。

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新しいかごはめちゃくちゃきれい、そしてLED照明がまぶしい。見違えるようです。東芝製はたまに壁紙とパネルだけリニューアルして丸型蛍光灯×4はそのまま〜みたいな半端なタイプも見かけるのですが、今回のはかごもまるごとリニューアルのようです。

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乗ってみての感想……まずふつうに昇降スピードが早くなりました。前のは位置合わせみたいなのに時間がかかったあとガコンとゆれながら扉が開くみたいなレトロ具合だったので、現代のスイーッと昇ってさっと開くやつって本当にいいですね。

そして、これもまた現代的には普通ですけど、モーターが超静かになりました。東芝エレベーターの製品情報を見るとPMSMモーターらしかったので思わず特に関係ない最上階まで昇ってみましたが、さすがに電車っぽい音にはならないですね(当たり前)。それはさておき、前のエレベーターは部屋に音が響いていたのが、新しいのはそれがなくなっているっぽいので最高になりました。反面、荷物の配達待ちとかで気配を察知できなくなるのはデメリット……?かもしれません(そんな察知はしなくていい)。

さて、どのみち今年は酷暑で出す気にもならなかったでしょうけど、2ヶ月間自転車を出すこともできなかったので、日曜日あたり久しぶりに自転車で散歩しようかしらー。

社内のトイレIoTのステータスをラズピッピで見る

トイレの空き具合が見られるトイレIoT的なやつがわりと最近からHey社にも導入されています。CTOによる趣味で設置されたものなので会社的にどうというアレはないのですが、トイレに行ったら人がいて泣きながら戻るというのがこれで回避できるようになりました。

トイレIoT自体の実装としてはドアセンサースイッチをObnizというお手軽IoT製品で読み取ってステータスを取れるようにするというものです。なんかESP系のやつとOLEDを載せたようなやつです。

obniz: Make everything online

で、コレをWebブラウザーで確認できるようになっているのですが、さすがにブラウザーで出しっぱなしにするとか、いちいち開くとかするのもだるいのでラズピッピで見るようにしましたというだけの話です。

すでに自分のデスクではファッキンホット温度計が動いているので、コレに機能追加をするかたちをとりました。

akkiesoft.hatenablog.jp

トイレIoTの情報を取得するには、JavaScriptでやる必要があるようだったので、Node.jsをラズピッピに導入して適当にサーバーアプリを書きました。Obniz的な部分は元のブラウザー版からコピって、あとはローカルだけで使えるWebサーバーに仕立てて、JSON形式で出力するようにしました。しまった、スクリプトのバックアップしてなくて手元にいまないから載せられん。

ファッキンホット温度計はPythonで書いてあるので、JSONを拾って値を拾って結果を表示するようにすればできあがり。

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画面の右下に「T」があるときは誰かがトイレにいるというシンプルな実装です。せっかくなら社畜ちゃんの姿を消して†お花を摘みに行ってもらう†のもありかもしれません。この辺はうまくできたらおいおい。

Tokyo Mechanical Keyboard Meetup Vol.5 に行ってきた

東京で開催されている自作キーボードユーザー・メイカー向けイベントであるところのTokyo Mechanical Keyboard Meetup Vol.5に参加してきました。

Tokyo Mechanical Keyboard Meetup Vol.5 | Meetup

着いていて早々、机にはすでにキーボードがずらり。参加者が持ってきたやつを好きに置いていいとのことで、休憩時間ごとに増える増える。

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わたしは4-PackとMicroUSBコネクタがもげたProMicro、通称MogeMicroに無理やりMicroUSBをまた生やす実験を展示。MogeMicroはアイデア自体は前から持ってたものの、家を出る30分前にやろうと決めてざっと作ったので、出来上がって持ち込む頃にはまた使えなくなっていました。要修理。

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ロープロファイルキースイッチで作る自作キーボードはさすがにコンパクトでいいですね。ペタペタっとした感じも個人的に好き。

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とか思っていたら、最後のくじ引きで組み立てキットを当ててしまった!?!?しかもキースイッチとキーキャップは自分で買ってねって、沼に蹴り落とされた感じしかしないなコレー!?

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セッションの方は、初っ端から外人の方が英語でキースイッチを押して離すまでの荷重をグラフ化してひたすら見ていくという濃厚セッションをぶちかましてきて、英語もさることながら内容もわからんというやべーやつを目撃してしまいました。ライトすぎる私としては「ヤベッ来るイベントを間違えたか?」と思う勢いでしたが、どうもハッシュタグを見るに自作キーボード界隈も震えるマニアックさだった模様。少し安心しました。

ぺかそさんのセッションはFortitude60の話。設計の工夫ポイントとか今後の頒布などのお話でした。キーボードをスペーサーで組むタイプってホコリが気になりますよねっていう解説をする図の「HOKORI☁→」がめちゃくちゃウケてました。

kou014.hateblo.jp

スイッチサイエンスからも発表があり、先日のMFT2018でも頒布していた自作キーボードアイテムの話や、スイッチサイエンス製ProMicro互換ボードの設計の話がありました。コネクタにこだわり、モゲナイマイクロを実現しているとのこと。お値段はやっすい互換よりも少しするみたいですが、もげて都度買い換えるよりはトータルでお安くなるのかなーと思ってみていました。通信販売は9月頃に開始予定のようです。

休憩の時間にキーボードを見て触るというのがとにかく楽しく、わりと充実したイベントでした。しかもイベントの最後にあった景品抽選も先述の通りやたら豪華でビビる次第。むしろ当たる人が多かったキースイッチサンプルみたいなやつのほうが欲しかったかも。っつったら周りから刺されるな?


イベント終了後は懇親会はパスして、ODC2018のほうをチラッとのぞきつつそのまま納涼会に参加してきました。LTも終わる頃やろとたかをくくっていたらまだLT中で、しかも発表者が足らんという状態とのことで、なぜかLTの〆をやらされる羽目に。ネタも端末もなく、唯一保ってたラズピッピで発表しようとするもページめくりが厳しく、優しい方が貸してくれた端末に切り替えて、OSC北海道のリプレイをしました。SpeakerDeckのページめくりが遅いの、どれが問題だったんだろう。調べるか。